最近、仮想通貨Nxtが盛り上がってますね。
これに関係した仮想通貨でArdorってあるんですけど、前々から気になってたんで今回はそれを勉強してみることにします。
目次
仮想通貨Ardor(アーダー:ARDR)の基本情報
最大供給量:1,000,000,000(10億)ARDR
システム(アルゴリズム):PoS(Proof of Stake)
公開日:2016年7月14日
公式サイト:ardorplatform
Ardorプラットフォームは、ブロックチェーンの膨らみを減らし、ブロックチェーンのスケーラビリティの問題を解決してブロックチェーンのパフォーマンスを向上させます。
現在(2017年12時点)の仮想通貨ランキングで28位。
価格は1ARDR = 65円程度です。
この通貨は、仮想通貨ネクスト(Nxt)のブロックチェーン技術を子チェーン(サイドチェーン的なもの)経由で利用することができます。
NxTについては過去記事で紹介、解説しています。
Ardor Platform
Ardorにはメインチェーンと子チェーンの2つが存在します。
Ardor Main Chain(メインチェーン)
これはすべての子チェーンを保護し、トランザクションを処理するシステムとして機能します。
このチェーンでは、パフォーマンスを向上させ、蓄積された情報の格納に伴って発生するブロックチェーンの膨らみ(負荷)を減らすために可能な限り機能を制限されています。
また、Ardorの認証方法はPoS(Proof of Stake)でマイニングする必要がないため、それでブロックチェーンに負荷を与えることはありません。
Child chains(子チェーン)
Ardorで子チェーンを作成すると、ビジネス、組織、グループ、独立したプロジェクトにNxtの高度なブロックチェーン技術を利用することができます。
もちろんこれらの子チェーンには固有の機能を持たせることができます。
また、必要に応じてコイン取引量を隠す「コインシャッフル」機能を持たせることが可能です。
このほかNxtが持っている機能の大半を利用することが可能です。
なお、すべての子チェーン取引手数料は、その子チェーンに固有のトークンを使用します。
子チェーンのユーザーが、プロジェクトに参加するためにわざわざARDRトークンを持つ必要はありません。
子チェーントークンで取引手数料を徴収した後、ARDRの子チェーンの処理手数料を束ねて、メインチェーン側に支払います。
子チェーンのユーザーは、Ardour上に存在する資産をプラットフォーム全体の他のすべての子チェーンと保持し、取引することができます。
起動後の設定は手動で行う必要がありますが、子チェーンの作成自体は簡単にできます。
Ardorと仮想通貨ネクスト(Nxt)の関係性
これ、仮想通貨ネクスト(Nxt)の記事にも記載していますが、もともとあったNxt2.0というものから改名された通貨です。
Nxtのサイドチェーンを仮想通貨として独立させた形になるんでしょうか。
このプラットフォーム上で、Nxtのブロックチェーン技術を子供チェーンを通じて利用できるような仮想通貨を作ることができます。
最近では何でもかんでも一つのブロックチェーン上に実装させることはせずに、別にサイドチェーンの用意して役割ごとにブロックチェーンを利用する方法がとられていますね。
仮想通貨Ardor(アーダー:ARDR)の将来性
チャートを見る限りArdorの価格推移は大元のNxtよりも好調に伸びていますね。
僕自身も少額ですが投資しています。
今後はこういったチャイルドチェーンでの技術提供サービスが流行るんじゃないかって個人的には期待しています。
ゼロから作るよりずっと楽ですしね。
ちなみにこの通貨に関しての詳細な情報は下の記事でも紹介されています。
英文ですが、事細かにArdorに関しての情報が載っています。
仮想通貨Ardor(アーダー:ARDR)の購入方法
海外の取引所
bittrex
poloniex
HITBTC
などで扱っています。
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