mining poolを変える、仮想通貨Vertcoin(ヴァートコイン)とは? 特徴や将来性、チャートなど

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今回もマイナーなコインを勉強してみます。

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仮想通貨Vertcoin(ヴァートコイン)の基本情報

通貨名(通貨単位):Vertcoin(VTC)
最大供給量:84,000,000 VTC
システム(アルゴリズム):Proof of Work(Lyra2REv2)
ブロックタイム:2.5分
公開日:2014年1月8日
※2017年5月にSegwit準備済みの新バージョンがリリース
公式:vertcoin

Vertcoinはインターネット経由で人々との間でやりとりできるデジタル通貨であり、庶民が所有する金融システムである、人々のコインです。
暗号通貨(cryptocurrency)の本来のビジョンを維持します。

現在(2017年10月時点)仮想通貨ランキングは30位。
価格は1VTC = 485円です。

対ASICのアルゴリズム

通常の仮想通貨のほとんどは一部の大手マイナーによってマイニングされ、現在ではマイニング専用の高度に専門化されたコンピュータ「ASIC」(エーシック)によってマイニングできる通貨のほとんどが独占状態にあるようです。

実際、現在のビットコインのマイニングプールは
BTC.TOP
AntPool
BTC.com
の3つがほぼ半分を占めています。

マイニングプールっていうのは、マイニングに特化した専門集団のことです。
これに参加しない限り、普通にマイニングしてもなかなか結果を出すのは難しいってことですね。

こんな形で、本来の仮想通貨の目的である利便性が、この過度に高度なマイニングによって偏ってしまって、一般人が参入することが難しくなっています。

で、

このVertcoinは、Lyra2REv2と呼ばれるアルゴリズムによって

ASIC耐性

マイニングの電力使用量削減(X11よりも15%軽減)

などの効果を出して、庶民でもマイニングできるように敷居を低くしています。

ちなみにこのアルゴリズムは、何気にMONAcoinも採用しています。

ATOMIC CROSS-CHAIN(アトミッククロスチェイン)

アトミックスワップと呼ばれる技術は、P2Pで異なる二つの通貨を交換するシステムです。

P2Pなので、個人同士での交換ですね。

一見大したことないような技術ですが、普通に種類の違う通貨を交換するためには
①取引所で交換する
②個人同士でやりとりする
ぐらいしか方法がありません。

で、

①だと、特定の人との交換はできませんし、
②では先に送った側が取り逃げされる可能性があります。

アトミックスワップを使うと、

同時に互いの種類の違う通貨を交換できる

らしいです。

現在は、Litecoin、Decred、Vertcoin、そしてBitcoinがこの方法を試していて、実用化に向けて進めているみたいですね。

仮想通貨Vertcoin(ヴァートコイン)の将来性

最近になって、この通貨の価格が急上昇しています。
チャートを見ると、少し上がりすぎな気もしますが、通貨発行量を見る限りまだまだ上がっても問題ない通貨なので、一度調整が入った後、今後も上がり続ける可能性があります。

購入方法は

海外の取引所
bittrex
poloniex
などで扱ってます。

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