喉が痛い時になんとか乗り越える方法:扁桃腺炎編

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喉が痛い時になんとか乗り越える方法:扁桃腺炎編

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僕はここ数年、何度か喉の痛みから(あるいは頭が痛くなる症状からくることもある)始まる高熱などにかかることがあります。
しかもこの熱がある状態が、結構長く続くことが多かったので、一度内科に行って相談をしたところ、扁桃腺炎が原因であると言われました。なんでも僕は体質上、扁桃腺炎になりやすい体質だそうです。

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目次

扁桃腺炎を防ぐ
扁桃腺炎を治す
どうしても無理しないといけない場合
扁桃腺炎の回復を促す食事
扁桃腺炎を悪化させるおそれがある食事

この扁桃腺炎とは?
喉奥の左右の出っ張り(扁桃腺)に元からいる常在菌が風邪・疲労・のどの乾燥などをきっかけに増殖。
扁桃腺が炎症を起こす
ことです。
なんで高熱が出る?
扁桃腺が炎症を起こすことで、膿ができる。(ひどいと鏡で確認出来る。)
この膿が身体中を巡回して、だいたい38度くらいの高熱が出る。(医者からの説明では)
最悪の状態です。

僕は今まで3回ほどかかり、その時はほとんど医者からクラビットなどの抗生物質をいただいての治療になりました。
一回目の時は、本当にきつくて食事も喉を通りませんでした。

この症状は僕以外の人も結構かかっているようで、珍しいものではないようですね。
こういう日常的に起こりうる症状は、ただきついだけではなく、薬代、治療代などもかかりますし、何度も経験すると本当にうっとおしくて仕方がありません。

ちなみにこの扁桃腺炎は年に3~4回以上かかると医師から扁桃腺の切除を勧められます。(僕はまだギリギリセーフ)

扁桃腺炎の種類

この扁桃腺炎には大きく2種類があります。
急性扁桃炎
一般的には、
・喉が荒れる
・飲み過ぎ
・食べ過ぎ
・ストレス
・過労
などが原因で発症。普段かからない場合はまずはこれらを疑いましょう。

僕の場合はカラオケを夜通しした翌日や、季節の変わり目、特に秋から冬にかけてなどに発症しやすいです。

慢性扁桃腺炎
こちらはさらに3つに分かれます。
・習慣性扁桃炎
・慢性単純性扁桃炎
・扁桃病巣感染症
どれも同じような症状ですが、扁桃病巣感染症などは腎臓、皮膚、関節などに病気を併発する恐れがあるらしいので、いずれも症状がひどいようなら病院へ。また年に3~4回以上かかっている場合はそのことを医者へ報告すること。

扁桃腺炎を防ぐ

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もちろん僕もただ黙っているわけではなく、ある程度対策を講じています。
そのおかげで、3回目以降はずっと発症してません。

⑴まず、いつ、どんな理由で症状が出るのかを知る。
初めての場合は、上記の急性扁桃炎を疑いましょう。大抵その中に原因があるはずです。

何度か症状が出ている場合、特に年間4回も5回も発症している場合は、きっと医者に扁桃腺の切除を勧められていることでしょう。その方の場合は過去を思い返すと、同じような「タイミング」で何度も症状にかかっていることがあります。

例えば僕の場合は、
「季節の変わり目」
「寒い日になれないことをする」
などです。

かかってしまった後は治すしかないですが、次にまたかからないようにその発症パターンをなるべく察知して、そのタイミングで未然に予防をします。その予防法は後から説明します。

⑵無理しない。
初めての場合はどうしても安易に考えがちです(僕もそうでした)。数日経っても治らない場合は仕事や学校が忙しくても、まず病院へ行きましょう(どんな場合で行けないにせよ、結果困るのは自分です)。

大きな膿ができてしまったら直すのがめんどくさいですし、膿んでしまうとのど飴では基本治りません。

⑶とにかくうがいする。
これが一番の対策法です。イソジンです。【第3類医薬品】イソジンうがい薬 500mL

とにかく、喉を乾かさない、細菌を増やさない、ことに全力を注ぎます。
もちろん日頃から習慣づけることが大切です。(※ただしやりすぎは厳禁)

しかし、社会人や学生などは色々忙しくてなかなか日常化することは難しいと思います。
そこで、上記の「タイミング」が重要になってきます。

まず扁桃腺炎にかかるシーンを思い返して、喉に負担がかかる時に集中して実行するようにします。

例えば、旅行や、知らない土地へ行ったり、知らない人と長時間一緒にいたり。。。
難しい場合は、多少神経質になっても構まないと思います。

扁桃腺炎を治す

扁桃腺炎はたいていの場合、症状が長引きますのでほっとけば治るではなく必ず近くの内科、耳鼻科へ行きましょう。後から熱が出ると本当にしんどいです。症状が軽い場合は、喉の消毒と体の安静で治せますが、ある程度進行していると抗生物質の投与をする場合もあります。

通常の場合は病院へ行けばすぐに治せます。個人差があるでしょうがだいたい一週間前後だと思います。

何度も症状に悩まされている場合、いっその事扁桃腺の切除をする事も手ですが、これは大きく体に負荷がかかる場合もありますし、僕は正直切らずに治す事に越した事はないと思っています。これに関しては他のサイトでも賛否両論なので、医者と相談した上で自己判断で。

どうしても無理しないといけない場合

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基本的には病院 → 安静が一番です。
しかし、会社や学校を休めない場合がほとんどです。その場合は以下を実行し、徹底的に拡大を防ぎます。

⑴なるべく喋らない
とにかく喉に負担をかけないようにします。しゃべる仕事の方は周りにまず理解してもらいましょう。これは効果があるというより、事態を悪化させないようにするという考え方です。

あと、日常生活は口呼吸ではなく、できる限り鼻呼吸しましょう。
⑵マスク
少しでも症状を確認した場合、昼間と就寝時にはマスクをすることを心がけましょう。主に乾燥を予防します。これは基本です。

最近では水分を含んだタイプのハイテクマスクがありますのでここぞというときに是非一度試してください。
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⑶のど飴・トローチ
膿ができていない症状の軽い場合は、のど飴が効果的ですが、適当に買うのではなくしっかりと選ぶようにしましょう。美味しいものをいいですが、やはり効果が期待できるのは基本苦いものです。個人的に龍角散などはオススメですよ。

※のど飴はあくまで補助です。当たり前ですがのど飴で扁桃腺炎がいきなり完治することはありません。

⑷イソジン
これも基本ですが、やりすぎは喉を痛める恐れがあるそうです。イソジンの殺菌効果は強力です。
簡単に言うと喉の常在菌を殺菌しすぎることで喉の機能が低下します、いうことです。

⑸のどぬーるスプレー
こちらも効果的です。しかも手軽に実行できるので、個人的にはかなり愛用していました。
しかしもちろんかけすぎは厳禁です。用法用量は必ず守ってください。
【第3類医薬品】のどぬ~るスプレー

扁桃腺炎の回復を促す食事

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扁桃腺炎にかかったときには、食事にも気を使うことが大事です。というのもそもそも病気や怪我、体の不調全般は一部の場合を除いて、体が本来持っている自己修復能力をフルに使って治すことが一番だからです。

⑴はちみつ、水飴
はちみつには、
殺菌作用、
炎症を鎮める作用、
喉を保湿する作用、
免疫効果を高める作用
があり、この効果は扁桃腺炎時にも効果を発揮します。
ただそのままだと摂取しづらいので、飲み物や飴での摂取をお勧めします。

⑵ゼリー状の食べ物
ウィダーインゼリーなどの食べ物は、喉が痛い時は重宝します。最近は栄養価の高いものが多いので、どうしても普通の食事が喉を通らない場合はこれらを試してみることもお勧めです。

⑶野菜スープ
喉が痛いからと、何も食べないとその分回復力も劣ってきます。
こういうときにこそ、積極的に野菜を摂りましょう。安くて栄養ある野菜は

扁桃腺炎を悪化させるおそれがある食事

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⑴辛いもの、酸っぱいもの
辛味が強いカレーや、レモン汁など、喉に刺激を与える食べ物は避けてほうが良いです。

⑵硬いもの
いうまでもありませんが、せんべいや、乾物系も喉を刺激しますので、治るまでは避けましょう。

⑶アルコール
危険です。言わゆる酒焼けなどです。アルコールは喉の渇きを悪化させますし、一般的には栄養吸収の妨げになるようなので、完治するまでは我慢しましょう。

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