Google Authenticatorで設定した仮想通貨の二段階認証の引き継ぎ方法

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タイトル通り、ランダム4桁コードでお馴染みの二段階認証アプリ”Google Authenticator”(オーセンティケータ)を使って設定した設定内容を引き継ぐ方法を探してみました。

この方法、以前からちょくちょく調べていたんですが、結論から言うと、

どうやら、まるごと引き継ぎはできないようです。

いずれの設定も、個別に対応サイトへ行き、再設定する必要があります。
具体的には各サイトの”2段階認証”の項目へ行き、一度設定を削除したあとに再設定し直す必要があります。

サイトによっては専用のバックアップコードがつかえるものもあるので、めんどくさくてもそういうものを利用したほうが後々楽でいいです。

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ビットフライヤーの二段階認証の設定

bitFlyer(ビットフライヤー)では、ホーム画面右枠の”設定”→”セキュリティ設定”から二段階認証の設定ができ、
“確認コードの受取方法”と”二段階認証を使用する項目”が確認できます。

二段階認証を再設定する場合は”二段階認証設定を変更する”から内容の変更を行うことができます。

また、ビットフライヤーでは二段階認証の確認コードを受け取る方法を以下の3つから選択することで可能です。
・認証アプリ(Google Authenticator等)を使う
・携帯電話のSMSで受け取る
・メールで受け取る

この3つの中では、最も外部からの影響を受けないであろう認証アプリでの設定方法が推奨されています。
今まで起こったハッキング関連の事件でも、この認証アプリによる設定で、大きな被害を防ぐことができた話は結構耳にします。

今現在では仮想通貨取引所の最も強いセキュリティーとして活躍しているようです。
※ただ、よほど個人を特定したハッキングでもない限りは、携帯電話やメールでの認証でも問題はないはずです。

Zaifの二段階認証の設定

Zaif(ザイフ)では、”アカウント”→”本人確認情報”から”二段階認証”の項目を選択して、内容の設定を行います。

こちらは認証アプリ限定となっていますが、機種変更の際の引き継ぎ作業の解説がちゃんと表示されており、2段階認証の停止(リセット再設定)もできるようになっています。
更に”バックアップコードの発行”ができ、最悪の場合でもこのコードを使うことで復旧できるようになっていますね。

認証システムを古い端末から移行できない場合

古い端末が壊れてしまったり、何らかの原因で起動できなくなってしまった場合は、ログイン自体ができなくなることがほとんどです。

その場合、ほとんどの取引所では、問い合わせることで身分証明を行い、新たに設定し直すことができます。

僕が使っているスマホ端末も、2回ほど買い替えていますが、そのときに何度か問い合わせたこともありました。しっかりと身分証明ができれば、ほとんどの場合は普通に取り合ってくれます。

ただ、一部の分散型取引所のような形式のサイトでは完全自己責任の場合があるので、諦めることも視野に入れる必要が出てきます。

Authy(オーシー)という選択肢

このGoogle Authenticatorの引き継ぎ作業がめんどくさくてしょうがない場合はいっその事、認証アプリの変更を視野に入れて考える手段もありです。

その場合の選択肢として、今有名になっているのがAuthy(オーシー)という認証アプリ。

こちらは電話番号とメールアドレスを使って認証するツールで、バックアップ用パスワードを使ってまるっとデータ移行できるアプリです。
※ただし、電話番号は同じである必要があるようです。

こちらはPC上で管理できる上、クラウド上にバックアップを取ることでできますが、自由度が多い分、リスクも大きくなっています。

二段階認証では、このAuthyとGoogle Authenticatorの二強になっている感じですね。

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