iMacを最新のMojave(モハベ)にアップデートしたら画面が止まったので解決策を探す

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先日、ちょっとした理由で、自分が使っているiMacのOSをMacOS X El Capitan(10.11.6)からバージョン10.14.2のMojave(モハベ)にアップデートしたときに起こった不具合とその解決法を解説していきます。

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アップデートの途中で画面が止まる

事の発端は、別のアプリケーションの対応でPC自体のバージョンを上げたとき。
このときに今まで無視してきたMacOSのバージョンを現状の10.11.6から現時点で最も最新のバージョン(2018.12時点)、10.14.2まであげる事になりました。

バージョンアップ自体のやり方は非常に簡単です。
いつも右上に出てくるアップデートの通知を無視せずにクリックして、手順通りにアップデートを実行すればいいだけです。

で、問題が起こったのはアップデートを開始したあと。

アップデート画面でのフリーズ。・・・です。

前から噂には聞いていたのですが、まさか自分に降りかかるとは・・・。
リンゴマークが出て、待機メーターが1/3あたりまで進んだあたりで、動きが停止。

その後、5分以上放置しましたが全く画面が動かない。
これはフリーズしたな、ということで、”アップデート時のフリーズ”という項目で解決方法を探してみました。

フリーズの修復方法

同じような症状にあっている人は結構いるようです。
その中でも、とくにわかりやすく解決法が記載されている記事を見つけました。
Mac Bookのソフトウェア・アップデートが進まなくなった時の対処法。

上記のものはMac Bookの事例ですが、実際に行う作業はデスクトップもノートも同じです。
Apple製品のこういった統一感はありがたいですね。

それで、まず最初に行うことはとりあえず、PCの電源を切ることです。

PCの強制終了は危険じゃないのか?

アップデートや、起動時にそのままフリーズした場合は、通常の強制終了はできません。
そうなると、物理ボタンによる強制シャットダウンくらいしか選択肢がなくなります。

それで、
(多分)フリーズしているであろう画面のまま、いきなり強制終了しても良いのかどうか? ですが、
いきなりデータ全消滅
ということは、まず今のMac製品ではほぼないと思っています。

というもの、僕自身、結構電源ボタンによる強制終了は何度か行っていますし、他のそういった話で全データ消滅を知りません。
また、Mac製品には”Time Machine”というバックアップ機能があり、外付けハードディスクがあればまるごとバックアップできますし、容量があればクラウド上にバックアップを取る方法もあります。

ただし、

過去の事例では、アップデートの途中で強制シャットダウンしたことによって、すべてのデータを失ってしまったという事例もあるようで、一概には言えませんけど・・・。
絶対にやってはいけないMacの話、こうして私は大切なデータを失った

上記の事例では、一部のシステムが壊れた事によって最終的にOSの初期化に至った経緯が書かれています。

そうじゃないにしても、公式も含めて、ほぼすべての情報元で言われているように、この方法では全消失とはいかなくても、いろいろな不具合を起こす可能性があるとのことで、あくまで最終手段としてのみ使用してくださいとのこと。

また、当たり前かもしれませんが、この方法で再起動を成功させても、それ以前に使用していたアプリ類の記録は、保存していない分はだいたい消えます。
これは仕方ないですね。

結論、壊れる確率が高くないとしても、普段からバックアップをとっておくか、めんどくさくても最低限絶対に必要なデータだけでも別のメモリに移しておくことが大事です。
Apple公式でもアップデート前には必ずバックアップを取ることを推奨してますし。

ディスクユーティリティを利用した復旧方法

強制的に電源を落としたら、今度はcomanndボタン+Rボタンを押した状態で電源を入れます。
このcomannd+RはMac内蔵の”macOS復元システム”を起動するためのコマンドです。

これをアップルのマークが出るところまで押し続けます。
そうすると以下のような画面が出てくるはずです。
この画面で、ディスクユーティリティをクリックして、「続ける」をクリックします。

次に出てくる下の画面で、”Macintosh HD”を選択し”First Aid”ボタンをクリックします。
これは修復機能?みたいなもののようで、僕はここでしばらく時間を取られました。

OS10.10以前のものは、表示される画面が違うようですが、上と同じ要領で”Macintosh HD”を選択し”First Aid”ボタンをクリック、まで行うようです。

First Aidが完了したら、今のディスクユーティリティを閉じ、さっき開いていたOS Xユーティリティ画面から”OS X再をインストール”をクリックします。それで下のようにインストールが開始。

※OS10.10以前のものは若干やり方が違います。その場合は以下の参考にしてください。
Mac OS Xのアップグレード中,Appleのロゴマークで止まった

ちなみに、この再インストールで前のデータが無くなるってことはないようですね。安心です。

再インストール後は、また例の待機画面が出てきます。

起動後の様子

待機画面まで行ったところで、画面の処理時間を見ると・・・。

52分!?
長くないか笑

大きなアップデートだからこんなものなのかもしれませんが、それにしても長い。
おまけにしょっちゅう”インストール時間を計算中”が入ってくる。

ぱっと見ると止まっているようにも見えましたが、ずっと待ってるとちゃんと確実にメーターは進んでいき、時間にして50分くらいで完了。

待機時間中は画面の掃除をずっとしてました笑

・・・長い。

完了後はまた再起動が入ります。
その部分ではなぜか10分以上の時間がかかりました。

ただし、これは最初の一回のみで、僕が怪しんで次に再起動をかけたときには、ちゃんと普通の起動時間になってます。

起動後はもちろん普通に使えていますが、以前の状態と比べてすべての動作が若干重くなったような気がします。
まあ、PC自体購入して2年が経過しているので、仕方ないことかもしれません。

この動作が重くなることに関して、本当はいわゆるクリーンインストールと呼ばれる、全部一回初期化してから最新のものをインストールする方法が良いそうです。
macOS Mojave をクリーンインストールする手順!

ただ、これはこれで一定のリスクが有るようなので、今回はこれで完了としています。

なぜアップデートする必要があるのか?

普段PCを使っていると、頻繁にアップデートの通知は来ますよね。

普通に使っているぶんには、OSが多少古くてもいいんですが、例えば、開発環境をMacで構築している場合や、ちょっとしたプログラム関係のコーディング作業をMacで行っている場合は、可能な限り最新のバージョンを使う必要があります。

そうでないと、謎のエラーが起きたり、”バージョンを最新にしてください”という警告が頻繁に出て作業に支障が出ます。

さらに、ずっとアップデートをしていないと、今までMacで使えたアプリが急に使えなくなることがザラにあります(経験済み)。

なので、めんどくさくても、多少重くなっても、ある程度の頻度でアップデートは実行するべきだと思っています。

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