仮想通貨Polymath (ポリーマス:POLY) とは? 金融証券とつながる暗号通貨~ 特徴や将来性、チャートなど

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今回はセキュリティトークンとユーティリティトークンのややこしい違いから起こる、アメリカ証券取引委員会(SEC)の規制の問題に関する一つの解決案としてのプロジェクトを紹介します。

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仮想通貨Polymath (POLY)の特徴やメリット・デメリット

通貨名(通貨単位):Polymath(POLY)
最大供給量:1,000,000,000 POLY
ネットワーク:イーサリアム,ERC20
システム(アルゴリズム):イーサリアムに依存
公開日:2018年1月31日
開発元:
代表(CEO):Trevor Koverko
公式:Polymath.network
ホワイトペーパー:Polymath.network.whitepaper
公式ブログ:blog.polymath.network

“Polimathは、金融証券とブロックチェーンとのインターフェースで、セキュリティトークンプラットフォームとなるERC20トークンです。
創造から発行、資金調達まで、Polymathは成功したトークン発行の複雑な技術と法的プロセスを通じて発行者を導きます。”

このプロジェクトは簡単に言うと、ブロックチェーン上に従来の株式などの金融商品の作成や発行をできる場所を与えて、取引を可能するプラットフォームを立ち上げようとしています。

似たような活動では、ICO(イニシャル・コイン・オファリング:新規仮想通貨公開)と言うものがありますが、このPolymathでは完全に国の法律に遵守した上で行うSTO(セキュリティ・トークン・オファリング)と呼ばれる方法で仮想通貨を公開することを前提にしています。

そして、この背景にはアメリカ証券取引委員会(SEC)の規制が絡んでいるようです。

とりあえず、結論を先にいうと、

みんなここのプラットフォームを活用して、国の許可のもとで透明性のある仮想通貨のプロジェクトをやっていこう

ってことを目指しているみたいです。

そのために、スマートコントラクトを利用してトークン自体に合法化のルールを記録させる方法を提案しています。

このプロジェクトのことをはっきり知るには、まずアメリカのICO事情とセキュリティトークン、ユーティリティトークンの違いから知る必要があります。
下に簡単な説明を載せておきます。

そもそもアメリカでのICOは許可が必要

現在のアメリカの法律では、アメリカ証券取引委員会(SEC)と呼ばれるところで、株式や公社債などの証券を管理しています。

証券と聞くと、株のことを思い浮かべますが、アメリカの規則上は投資や取引ができる物はすべてこの法律の影響を受けるようです。

そういう訳で、今のICOで配布された仮想通貨は、他の人と取引ができ、投資対象として使うことができるので、結果的にこのSECの規則に則ってルールを守り、ここの許可を得る必要があるとされています。

しかし、今は民間が勝手にICO専門サイトや取引所を運営しています。

やばいですね。

また、2017年7月からSEC公式で発表された文章では、”DAOと呼ばれる非中央集権で自律型の組織が販売されるトークンは有価証券である”と言うことがはっきり書かれています。

参考情報:sec.gov/news

この規則に従うとすれば、すべての業者はSECに許可をもらって登録をする必要が出てきます。
よって今アメリカでは色々とゴタゴタしている状況が続いているわけです。

※ただ、別の話題ではビットコインは交換のために使う物のため、(金融)商品とみなす発表もありました。よくわかりませんね。

今は国と業者がお互いに譲れないラインを引いている最中ですが、いつかははっきりさせないといけませんね。

このままではICO自体をすべて禁止するようなことも起きかねません。

security tokensとUtility Tokensの違い

今の仮想通貨は大きく分類して、security tokens(セキュリティトークン)とUtility Tokens(ユーティリティトークン)に分けられています。

security tokens(セキュリティトークン)は、まさしく証券そのものであり、投資とか取引とかのためにモロに使うトークンを指します。

一部の意見では、イーサリアムもこの分類に入るとか言われています。
coinpost.jp

一方で、Utility Tokens(ユーティリティトークン)はユーザートークンまたはアプリコインとも呼ばれ、ネットワーク内での手数料や、リソースの使用権限を手に入れるためのトークンなど、用途が明確になっているものを指します。

ただ、大体の暗号通貨はプラットフォーム内でかならず必要になったり、手数料として必要になるものばかりですね。

でもほとんどの仮想通貨の開発企業は、ICOでトークンを売って資金を稼いで運営費に回したりしています。
そうなるとかなりグレーな部分が見えてきます。

そういう事情があることから、近年は、例えばVechainのようにプロジェクト内で完全に用途を明確にしたトークンを2つ以上用意して使い分けているところが出てきています。

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このVechainでは投資用とネットワーク使用量とで2つのトークンを用意しています。
こういう二種トークン系は、大抵の場合は国に認めれらているケースが多く、今後の成長もかなり期待できるところが多いのが特徴です。

もう一つの方法は、単純にSECの監視下のもとでICOを行うケースです。
これが一番単純で間違いないと思います。

ICOとSTO(セキュリティ・トークン・オファリング)違い

Polymathでは、STO(セキュリティ・トークン・オファリング)と呼ばれる手法を使って企業にトークンプロジェクトの場を与えます。

この方法では、企業がPolymathのセキュリティトークン標準”ST-20″に合わせて、身分証明であるKYC(Know Your Customer)を組み込んで、資金確保用トークンを作成します。
※KYCは日本で言う身分証提出のこと

参加者は組み込まれたKYCに沿って、決められたルールのもとでホワイトリスト(事前登録のようなもの)に参加してトークンを手に入れます。

従来のICOと比較すると、こちらは法律に則ったトークンの発行ができ、より社会的です。

Polymath platformの内容とメリットは?

特徴として、発行者は最悪一人でも参加できるという部分。

ほかの技術開発者や入札、法律関係の審査等を同じプラットフォーム上で手数料を支払って別の人に任せることができます。
(もちろんプロジェクト自体は自分で作る必要があります)

また、プラットフォーム内での手数料や報酬はすべてPOLYで支払われています。

まずプラットフォームに参加する人たちは以下の区分に分類されます。

・投資家:トークンを買う人
・発行者:トークンを発行する人
・法務代理人:コンプライアンスプロセスの実施者、法律に詳しい規則関係の責任者
・KYCプロバイダ:KYCによる審査を行う専門の業者
・開発者:STOコントラクトのエンジニア、プログラミング面をサポートする人

※トークンはSTOコントラクトと呼ばれるイーサリアムのスマートコントラクトで固定されたルールによって合法性が保たれます。

概要としては、以下のようになっています。
①トークンの発行者はこのプラットフォームに登録するところから始めて、最終的にはKYCの組み込まれたトークンがプラットフォーム上でSTO(セキュリティ・トークン・オファリング)のリストとして公開されます。

この際には法務代理人が発行の手伝いをして、入札を提示したり、開発者とともにスマートコントラクトに従ったSTOを作成します。

②開発者は決められたルールに沿って指定のSTOコントラクトを作リます。

③発行者が法務代理人にトークン発行を任せることで実際のSTOが始まります。

④次に投資家はこのプラットフォーム上で選出されたいくつかのKYCプロバイダの中から審査してもらいたい人を選んで身分証明をクリアします。

あとはリストにあるいくつものSTOのトークンから好きなものを購入します。
一度KYCの登録を済ませれば、あとはプラットフォーム上であるいくつもの違う種類のトークンを買うことができます。

役割分担がしっかりしている分、それぞれの役割任命に手間取るかもしれませんが、このプラットフォームでは別のところに専用のマッチングプラットフォームを用意しています。

・KYCプロバイダマーケットプレイス
・法務代理人マーケットプレイス
・開発者マーケットプレイス

なお、発行者がこのSTOで得た資金(POLY)は開発者へあとから支払う報酬のために、セキュリティトークンの提供終了日から最低3ヶ月間はロックする必要があります。

他のICO仲介関連のプロジェクトも、最初からこういうふうに法律に則った発行所にすれば良かったのではないかと思いますが、意外に規則に従うというのは大変な労力がかかるみたいですね。

ST-20トークン標準の確立

このST-20トークンとは、Polymatプラットフォーム内で発行されたトークンのことで、これに準じているものはちゃんとKYCなどの規則に従って発行されているトークンであるという証拠になります。

従来のイーサリアム系のERC20トークンではスマートコントラクトで定義された最低限のルールがコインごとに保存されていますが、このST-20トークンではさらにベークイン規制と呼ばれる一定の合法ルールを盛り込んだ内容のプログラミングが組み込まれていて、初回発行後も継続して機能します。

また、ST-20トークンの送信や交換時には転送の段階でコンプライアンスチェックが行われるようになるそうです。

この機能のすごいところはトークンの送信に関してのルールをコイン自体に記録させているところにあります。

極端な話、ルールに準じていない場合や違法な取引の場合は、このST-20トークンを送信できないということになるはずです。

POLYトークンの用途

上記の区分で言うとUtility Tokens(ユーティリティトークン)に分類されます。

用途はプラットフォーム内で支払われる各手数料関係です。

・STOサービス提供のために、発行人から法務代理人と開発者に渡される奨励金
・開発者への報酬
・プロバイダの参加手数料
・投資家がプロバイダへ払う手数料
・法務代理人への報酬、等

仮想通貨Polymathの将来性は?

すでにオープンソースであるPolymath Coreで発表していて、4月7日にはそれの最新のメジャーバージョンである通称“Toro”をGitHubで利用可能になっています。

そのため、技術者は自由にこのコードを利用して独自のSTOモジュールを開発することができます。
github.com/PolymathNetwork

まだ、今年に入って開発されたばかりなので、大きな提携などは発表されていませんが、すでに実用化に向けてオープンソースのシステムがてきている時点でかなり現実味があるプロジェクトになっています。

チャートの状況をみると、今のところは大きな波もなく静かに一定の価格推移を保っています。

特に大きな変動もなく、しれっとすぐさまランキング60位前後に入っている通貨は、大抵の場合いきなりムーンと呼ばれる大きな高騰を見せる場合が多いので、Polymathはこの先そういう期待ができる通貨でもあります。

Polymathの購入方法は?

最近の仮想通貨では珍しく、海外の取引所であるBittrexに上場しています。
その他、EtherDelta (ForkDelta)でも扱っているようなので、結構古株の取引所で上場しているのがわかりますね。

その他、簡単に手に入ることで有名な仮想通貨両替所の中でも、インドのCoinSwitchでこの通貨を手軽に手に入れることができます。

【インド発】仮想通貨両替所CoinSwitch(コインスイッチ)の使い方
最近、シェイプシフト(ShapeShift)やチェンジリー(Changelly)など、取引所にwalletを置かないタイプの交換所が密かに人...

ここはかなりの数の通貨を扱っているので、とりあえずどこもコインを扱っていないときには重宝します。


取引所で買うのがめんどくさい場合は両替所を使うとだいたい15分前後で欲しいコインが手に入ります♪

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