マスターカードがブロックチェーン関連の特許を取得

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マスターカードインターナショナルは、ブロックチェーンのナビゲーションを高速に追跡するシステムの特許を出願しています。
システムの発明者は英国ギルドフォードのDavid J. Kingという人物で、特許自体は2016年10月24日に提出されています。
ccn.com

この方法では、従来のノード間で共有される情報伝達の速さに着目しており、ノードがたくさん増えるに連れてノードの情報共有が遅くなることに対しての新たな対応策を考え出しているようです。

この仕組みは簡単に言うと、ファスト・トラック・フラグと呼ばれるシステムをブロックに組み込むことで、別のノードが行う情報スキャンのサポートの役割を果たすというもので、多数のノードが素早くブロックチェーンを読み込めるようにナビゲートの速度をあげます。

特許の具体的な内容は次のページで確認できます。
appft.uspto.gov

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bitcoinの同期時間

bitcoinのブロックチェーンの初期のダウンロード時間は使っているPCにもよりますが、どんなに早くても数時間以上~一日はかかるものだと言われているようですね。

ただ、このことについては2015年2月にアップデートされたBitcoin Core version 0.10.0以降、ブロックチェーンデータのヘッダーのみを先にダウンロードすることで、数日かかるような自体は比較的回避されているような事が言われています。
bitcoin.org/en
※もっとも、実際にダウンロード(できたことが)したことがないのでわかりませんが。

考えてみると、そもそもbitcoinのフルノードを立ち上げるときに、最初の同期時間が一日以上かかると言うのは先端技術であるビットコインにしてはなんともふさわしくない気がします。仕方がないんでしょうが。

これはイーサリアムに関しても同様で、専用のEthereum Walletの同期時間でもやっぱり数時間かかります。

今ではライトウォレットと呼ばれる物があるので、ウォレット機能を使うだけなら問題はありませんが、マイニングをすることを考えると、どうしてもこのフルノードの立ち上げは避けては通れない作業です。

以前からこのことに関しては、NEMの公式で言われていたように、このようなノードの立ち上げには設備や運用コストの差が直接影響するために、いくらエコノミーをうたっていてもこの部分で「お金を持つものが一番有利」な状況が作られてしまいます。

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