引越し先にいる先客(害虫)を退ける方法

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引越し先にいる先客(害虫)を退ける方法

就職して、新しい新居に移動して、、、

せっかく今から新生活というときに、出鼻を挫かれる可能性もある、

害虫被害。

大昔から続いていた、この迷惑な虫たちによる被害は、現代ではありとあらゆる対策方法が見つかっております。
その中でも

個人で

簡単に

安く

できる、その憎っくき害虫達への対策法を紹介したいと思います。

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まず、引越し先に害虫がいるかいないかを判断する。

木造アパートの一階などは、まず出るところが多いです。築年数などにもよりますが、特に畳などを長年交換していないところなどは要注意です。

あとは基本的に、

⑴1~3階までは比較的に出現しやすい。
⑵一階が飲食店の場所は、一階から湧きやすい。
⑶木造建築は隙間に生物が住みやすい。
⑷周りが森や木が多いと、よりリアルな虫が侵入してくる。
⑸住宅が密集していると、ジメジメした場所が多くなり、出現しやすい。

などが挙げられます。ただしこれらのことが必ずしも正しいわけではなく、場所によってはしっかりと対策を講じている地区もあるので、探すときに、なんなら条件として仲介業者に提示することも一つの手です。

害虫を追い出す。

もう遅いって場合です。。。

まず敵を知ること
対立すべき相手がわからないことには駆除もままなりません、
まずはそれが何なのかを知り、対策を立てることが重要です。

また、各欄には実際に使ってみて効果的だった対策道具も記載しています。

気休め程度に、その虫のメリットも一応(笑 載せておきます。
憎しみのみで対処せず、相手の良いところ?も少し理解すれば、嫌悪感を少しは紛れることでしょう。(多分)

目次

・蚊
・ハエ、コバエ
・ゴキブリ
・蟻
・ムカデ
・シバンムシ
・シミ


生息地
全国どこにでもいます。知っている方は多いと思いますが、淀んだ水場があるとそこから増えます。ブルーシートのくぼみや、空き缶など、どんな小さな水たまりでも繁殖できるらしいです。

移動距離は、種類によって大きく違いますが、最大で2km以上(10kmという報告もある)と言われています。

飛ぶ高さは、例えばイエカ(いわゆる普通の蚊)であればビル18階ほどまで飛べるとも言われていますが、場所の地形によって大きく異なります。(休憩場があるなど) ただ、一般的には13階程度であればほぼいないのが普通です。

ちなみに、デング熱を持ったシマカなどの移動範囲は100mほどです。

被害
やはり一番の心配は感染症です。蚊は世界の年間人間殺傷ランキング1位らしいです(あくまで世界規模で)。
デング熱のほか、黄熱、日本脳炎など様々な感染症を有しています。

次にかゆみが挙げられます。このかゆみはだいたい20~30分で一回収まり、再度数日にわたり痒が残るのが普通みたいです。ただ下手にいじったりするとかゆみが長続きします。また、有名な話ですが、何度も刺されるとかゆみは免疫ができるみたいです。しかし当たり前ですが、

感染症のリスクを考えると刺されることを容認すべきではないです。

僕は昔から田舎育ちであったため、それはもう頻繁に蚊には刺されたものですが、正直無害に近い感じでした。痒くてもすぐに忘れてましたし。個人的にはそんなに脅威とは思えません。。。しかしやはり近年は海外からの感染症の流入があるので、それを踏まえると刺されないに越したことはないんでしょうね。

弱点
蚊は風にすこぶる弱いです。扇風機などの風には耐えられません。根本的に弱いので、殺虫ププレーなどでは、まず一撃ですし、昔から使われているフマキラーや蚊取り線香などでも十分です(殺傷できます)。

対策
・断つ
今や蚊も退治する方法は数々あります。基本的に弱いので即殺です。問題は発生をどう防ぐかです。蚊は水場から発生します。ちょっとした水溜まりにも発生しますので、なるべく水はけはよくしましょう。幼虫は水中にはいますが、酸素を吸います。なので水面に油を引くのが効果的です。

・退ける
またハッカ油で退けることができるそうですが市販品よりは効果が薄いです。市販のものであればフマキラー、蚊取り線香などから、キンチョールなど様々なものがあります。

とにかく発生源を立てば、あとは今いる蚊をどうにかすれば良いので、まずは発生元を探しましょう。そしてあくまで発生源は水場であり、草むらではないことを理解してください。ちなみに蚊の寿命は夏場では2~3週間です。

豆知識
蚊の幼虫ボウフラは、水の浄化作用があります。バクテリアを食べて過度の有機物を減らします。
蚊の成虫は植物の花粉媒介者です。血ばっかり吸っている蚊ですが、一般的には植物の蜜を餌としています。

こうしている今でもそれらの行動を休まずに行っているのであれば、間接的には人間にとって一部メリットであるとは言えます。

ハエ、コバエ

生息地
どこにでもいます。種類により大まかな生息場所が分かれますが一定の場所に定着しているわけではありません。家の排水溝や、ベランダの汚れ、そのほか様々な場所にいます。そもそもハエは様々な種類がいて、種類により生態も大きく変わるのです。汚いものにはつかないハエもいれば、汚いものが好きなハエもいます。

こちらも蚊と同じでけっこうな高度まで上がってきます。移動範囲はだいたい400mだそうです。

被害
『五月蝿い』という言葉があるぐらいですから存在自体うっとうしいです。汚物にたかるハエはO-157、赤痢、鳥インフルエンザなど、病原菌を保有している場合が多いです。

弱点
個体が少ない場合、コバエホイホイはコバエには絶大です。掃除機で吸うことも効果的らしいです(僕はやったことないですが)。そのほかアースなどの殺虫スプレー等。ニームの木が有効であるという話もありますが、木自体には殺虫効果はないようです。虫除けに関しては賛否両論あるそうですが、有効である意見が多いです。

対策
・断つ
発生源はゴミ袋、排水溝など。その辺を綺麗にすれば基本的には発生をある程度防げます。一室でのコバエホイホイは絶大です(コバエに限ります)。

特にゴミ箱、ゴミ袋は蓋を閉めるなどして、完全にシャットしましょう。

・退ける
ハエトリシートも効きますがあくまで飛び回っているハエに対してです。外から平気で入ってくるので、網戸をすること。もちろん殺傷スプレーもありですが、単体での効果です。

ウジムシが発生したとの話がよくありますが、まず、当たり前ですが、自然には発生しません。必ず発生原因があります。屋根裏などの腐敗物からの発生もあるそうです。ちなみにウジムシは乾燥が苦手なため、塩や石灰などが効くそうです。

ハエ、コバエに関してはどちらかといえば侵入経路を立つことを考えましょう(発生は余程です)。単純に窓にあみをつけたりして、部屋に生ゴミ系ものがなければ余程のことがない限りハエは発生しません。

コバエに関してはゴミ袋を放置しない、密封するなどを心がけるだけでだいぶ違います。

ハエは種類が多彩です。一概に汚いというイメージがあるのはごく一部の種類です。

豆知識
有名な話ですがウジムシ治療(マゴットセラピー)があります。詳細は割愛しますが、ウジの分泌液にはなんと感染菌の殺菌効果が期待されるそうです(全ての種ではないと思うが)。

ハエの種類では、蜂に変わる花粉媒介者として使われていまる種類もあります。

ゴキブリ

生息地
どこにでもいます。地上から上の階層まで飛んでくることはないが、階数に関係なく生息はします。ただし実際のところ、やはり階数が4,5階以上であれば出現率は大幅に下がるようです。

被害
見た目は言うまでもなく、ですがそれ以外でも雑菌を数多く持っている場合が多く、サルモネラ菌、チフス菌など毒性の強いものが多いです。

弱点
ゴキブリスプレー、バルサン。ホウ酸ダンゴ(殺すが寄せ付ける)。

対策
・断つ
部屋を掃除することは前提として、侵入経路(通気口、換気口、エアコン、排水溝、キッチン下、玄関の隙間)を塞ぐことに全力を注いでください。

換気口、通気口、排水溝はフェルターを。

エアコン、キッチン下の隙間はテープ、パテを。

ちなみにゴキは飛ぶ時、音を出しません。ブーン、ではないです。

電化製品では、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、洗濯機などに住み着いている場合があります。

・退ける
ゴキジェットなどのスプレーはもちろん、コンバットなど今では様々なものがあります。

ゴキブリの対策については他の幾つかのサイトでかなり詳しく解説してあるので、ここでは詳しく解説はしません。ただ重要な項目は抜粋して記載しています。

豆知識
いいかどうかはともかく、ゴキブリの表面は抗菌性が強い粘液で覆われており、抗菌においてはことのほか優秀だそうです。なのでゴキブリ自体が汚いわけではありませんし、死後も腐敗が異常に遅いそうだとか。また、構造上後ろには退がれないため、どうしても正面に対峙するとこっちへ向かってきてしまうらしいです。

アリ

生息地
古い建物の床下。気づくとよく畳にいたりします。もちろん自然発生ではなく、巣からそこまで来ています。単体でいるアリは餌の探索をしています。移動範囲は数百mほどです。

被害
噛む痛い。そのぐらいでしょうか。

弱点
水、火。意外に脆い。ホウ酸団子も効きます。アリの巣コロリやアリメツは蟻により効果の差があります。

対策
・断つ
まず侵入経路を追います。わざと餌を置いて様子を見ると、アリの行列を確認できます。それを追って行けば巣が近くにあると思います。穴なら塞ぐ、亀裂ならテープを。そして蟻には市販の蟻駆除剤を使うことで、根元から駆除できます。(侵入経路を確認する方法としてはかなり有効です)

・退ける
ちょっとした裏技として蟻がチョークの成分を嫌う性質を利用して、侵入口前に線を引くと効果があるそうです。また、借家であれば大家さんに相談してみましょう。何らかの処置を考えてくれるかもしれません。

豆知識
海外では『街の掃除屋』の異名を持っています。その名の通り、結構な量の廃棄物を消費してくれるらしいです。

ムカデ

生息地
雨の日はよく外から入ってきます。侵入経路は基本的にゴキブリと同じです。4階より上であれば比較的発生しにくいみたいです。ムカデ自体はジメジメした場所を好むそうです。

被害
口で攻撃します。毒がありますがこれによって命が危険にさらされることはあまり無いようです。ただしかなり痛みます。

弱点
殺虫スプレー、熱湯、ハッカ油、乾燥に弱いです。よく半分に切っても再生するなどのデマがあるようですが普通に死にます。ただししばらくはもがくようです。

対策
・断つ
こちらも、とにかく侵入経路を塞ぎましょう。隙間という隙間です。外からの侵入はムカデ粉剤がよく効くみたいです。あとは庭は綺麗にしましょう。借家であれば大家さんに言うのも手です。

・退く
熱湯、火に弱く、切断すれば死にます。殺虫スプレーも効きます。ムカデ用の瞬間冷却スプレーなどもあります。いろいろな対策情報で、火鉢で掴んで熱湯に放り投げると効果的とありますが、僕としてはムカデやクモに対しては正直殺傷をしたくないです。ですので、そのまま外に放り投げることが多いですね。

ムカデ自体は肉食であり、想像以上に動きも素早く、非常に凶暴ですので、直接攻撃する際はくれぐれもご注意を。

豆知識
昔、ドキュメンタリーで見たんですが、ムカデは結構な子煩悩らしく、卵の状態から独り立ちするまで、ひたすら身の回りのお世話をするんです。大人になった今はもう正直姿も見たくないのですが、その当時は子供だったので、偏見を持つことなく、純粋にそれを鑑賞していました。なので、嫌ですが嫌いの一言では片付けられないのが正直なところです。

シバンムシ

生息地

あまり姿を知らない方が多いです。成虫は大きさ2~3mmほどで丸っこい米のような形です。畳のある家に発生することが多く、普通に畳を歩いている時があります。引越し先の畳にすでに住み着いている場合もあります。
また、乾燥食品が大好きで、小麦粉など様々なものを食らいます。畳も食べるようです。また畳からの発生の場合は畳自他をどうにかしないといけません。

被害
特に何をするわけでもないが、幼虫は食品に付きます。いわゆる食品害虫です。

弱点
意外に頑丈で、ティッシュで包む際も確実に潰さない限りは死にません。

対策
・断つ
家のホコリというホコリを取り除き、段ボールを捨てましょう。それである程度は防げます。畳が発生源の場合がとても厄介で、畳を燻蒸殺虫するか、定期的に交換するのが一番の方法です。また畳下には防虫剤を敷くと良いです。

発生原因を取り除くことが駆除の基本ですが、畳に関しては容易には交換できないでしょう。やはりアパートなどに関しては大家さんに言うのが一番かと思います。

・退ける
対策として、畳に刺し噴射するタイプの殺虫剤が多少は効きます。しかしこのような直接的な攻撃では完全には撲滅できません。単体自体は脆いので、大したことはないですが問題はどうやって発生を断つかです。

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シミ

生息地
古本、段ボールなどにくっついています。こちらもあまり知られていないことが多いです。銀色の細長い姿で、大きさは5mmくらい、とても気持ち悪いです。引越し後に段ボールをほったらかすとそこから発生する場合があります。動きは意外に素早いかなって程度の速さです。

被害
刺したりなど、特に何をするわけでもないですが、古本などが被害にあう場合があります。

弱点
ハーブ、バルサン、は効きます。単体ではとても脆いです。

対策
・断つ
いらない本や段ボールを徹底的に捨てて、バルサンを炊けば、まずほぼ壊滅できます。僕は以前住んでいた場所で、この方法を行い、発生を抑えることができました。

・退ける
そもそも単体自体は脆いので、叩く包む、燃やす、なんでもできます。大量発生でもない限りわざわざスプレーなどを使うこともないかもしれません。
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益虫

前に住んでいた寮ではアシダカグモが住んでいました。そのおかげか、寮内では頻繁に発生するゴキブリが、部屋では一切発生しませんでした。

このような虫はよく益虫として見られます。ただ最近はそもそも家にいる虫自体、全て害虫として見られる傾向が強いですが。

引越し先で害虫に会いたくないのであれば、やはり階数が高く、築年数が少ないものに越したことはないです。が、かならずしもそれで防げるわけではないですが。

僕はゴキブリが嫌いです。そのほかではカメムシも嫌いです。しかし相手にしてみれば好きで人間の近くにいるわけではないですし、むしろ近づきたくないでしょう。

人は正体不明なものには恐怖心を抱く傾向があります。

上のムカデの話でも言いましたが、その虫の生態を幼い時に知っておけば、単に害虫としてではなく、一匹の昆虫として対峙することができ、見え方も変わります。

ゴキブリも、『汚い虫と言うか』、『病原菌に抗体がある虫』と言うか、で考え方は変わると思います。(あくまで幼少期からの教育での話です。今からではとても偏見は拭えません)

蜘蛛などは、日本では益虫として見られている傾向がありますが、最近では生活の変化によってただの害虫に成り下がっています。

もっとも虫自体が嫌いな人であれば話は別ですが。

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