レビューの質に力を入れまくった仮想通貨Revain(リヴェイン:R)とは? 特徴や将来性、チャートなど

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最近やっとビットコインが落ち着いてきましたね。
ここからはのんびりと上がって欲しいものですが、早くも130万円に届きそうな勢いを見せているのがかなり不安です。
一方で、アルトコインはビットコインに影響されながらも、何気に大きく成長していることがわかりますね。

さて、まだまだ新しいICOは出続けていますが、今回は比較的上位にあるレビュー専用のプラットフォーム「Revain」について解説していきます。

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仮想通貨Revainの基本情報

通貨名(通貨単位):Revain(R)
最大供給量:484,450,000 R
システム(アルゴリズム):イーサリアム、ERC20
公開日:2017年8月4日
公式サイト:revain.org
ホワイトペーパー:revain.org

ブロックチェイン技術で構築された信頼できるレビュープラットフォーム
これは、レビューを変更または削除することを許可しないブロックチェーンテクノロジをベースにした新しい世代のフィードバックプラットフォームであり、作成者は作成時に報酬を得ることができます。

現時点の仮想通貨ランキングで43位。
現在価格は1R = 約345円です。

従来のレビューシステムでは、以下の二つの問題が発生します。

①自分が投稿したレビューは改変されている可能性
②レビューに対するインセンティブがないので、レビューする気が起きない
③ボットによる自動レビュー

このプロジェクトでは、これらの問題を解決するために、スマートコントラクトと、インセンティブトークン、偽レビュー排除のための仕組みを導入したプロジェクトです。オンラインレビューにおいて、ユーザーの批評の透明性の確保から、偽物やAIレビュー、デマなどを排除するための機能もあるそうです。

Revainプラットフォーム

Revainはこのプラットフォームを「主にブロックチェーン技術に基づいた新しい世代のフィードバックプラットフォーム」と表現しています。
プラットフォームは以下の要素で構成されています。

RトークンとRVNトークン

このプロジェクトでは二つのトークンが存在します。
Rトークンでは、最初のプロジェクト資金集めから使用され、後の取引所での取引通貨として使用されます。

一方でRVNトークンは内部のシステムに影響します。

・質の高いレビューのためにユーザーに報酬を与える
・書面によるレビューのために企業にトークンを払い出す
・審査の意図的で非構造的な調整のために企業にペナルティを課す
・プラットフォームの規則に違反しているとユーザに不利益を与える

これはRトークンを現在多数ある「取引のための仮想通貨」として割り切って使うということだと思います。

内部で機能するRVNトークンの価格は安定させるために1 RVN=0.0001 BTCとして外部からのボラティリティによる影響を防ぎます。

なお、このRVNトークンはRトークンに変換できます。

レビュー濾過システム

レビュー濾過システム(review filtration system)はレビューの検証プロセスに可能な限り第三者の関与させずに行うことを前提に作られています。

同プロセスではあらかじめスパムや不当なテキストを検出して、排除します。
なお、このシステムはセキュリティ上の理由で全てのプロセスを公開していないそうです。

また、このレビューがろ過システムをクリアし、企業へ送られたとして、企業側がこれを拒否した場合は、そのレビューに対して返答を書き込む必要があります。

その際にスマートコントラクトに一度記述されたこのレビューとこのコメントはともに公に表示されます。

Review Automatic Filtering(レビュー自動フィルタリング:RAF)

各レビューはまず自動調整を経なければなりません。このシステムは機械学習とニューラルネットワークに基づいています。

提出されたレビューは、まずカスタムフィルターを通り、IBM WatsonのTone AnalyzerとNatural Language Understandingで自動濾過されます

ここのIBM Watson(ワトソン)はあのAIのワトソンのことであり、IBMが開発した質問応答システム・意思決定支援システムです。
本格的なAIを使っていますね。

簡単に言うと、これらのシステムでは主に感情の起伏などを発見して、レビューと関係のない無駄な言葉を見つけ出すようになっています。

最終的に残ったレビューは人の目にさらされます。

Review snapshots storage(レビュースナップショットストレージ:RSS)

Ethereumスマートコントラクトに基づき、最終濾過まで通ったレビューは、その構造の一部がEthereumブロックチェーンのRSS(Review snapshots storage)に保存されます。この中身はレビュー本人も会社側も含めて、全ての人が見ることができます。

仮想通貨レビュー「flagship Dashboard service」

すでに仮想通貨に対するレビューサイトをテスト的にリリースしています。

割と数多くの人がレビューに参加していますね。
個人的に気になるのは レビューの透明性=レビュー対象の質の良さ とは限らないんじゃないかっていうとこ。
まあその辺はプロジェクト対象外でしょうが。
dashboard.revain.org

Revainの将来性

このプロジェクトは最先端AIとスマートコントラクトを駆使して、今までにないレビュー用のプラットフォームを形成しています。
正直レビューにここまで、力を入れたプロジェクトもなかなかないと思います。

今はまだ仮想通貨のレビューのみですが、将来的にはICOやオンラインショッピングなどのレビューに拡大し、あらゆる評価システムに対してこのサービスを提供する展望を示しています。

Revainの購入方法

海外の取引所
OKEX
HitBTC
Cryptopia
など、多数の取引所で扱われています。

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