イーサリアムウォレットのMyEtherWalletがMycryptoというブランドに分裂

シェアする

イーサリアムやERC20トークンを保存できるウェブウォレット「Myetherwallet」は、2月10日に別のブランドとして「Mycrypto」を立ち上げました。
medium.com/@MyCrypto

現在の同ブランドのチームは20人程度で構成されており、創設者兼CEOとして、Taylor Monahan氏が就任しています。

元からあるMyetherwalletは、Taylor氏とKosala氏によって立ち上げられていますが、既に両者のパートナーシップは解消されているようです。

Myetherwalletは国内でもかなり有名なウォレットで、秘密鍵を保持しながらイーサリアムやその他のERC20トークンを一括で管理できる唯一のものです。

市場に出回っている数多くのハードウェアウォレットとも相互性があり、ウォレットの管理・インポート方法も様々な手段から選択できます。

スポンサーリンク

分裂の原因

分裂の原因としては公式での公表は以下の通りです。

While it was a great partnership for a majority of that time, ultimately this partnership ended by mutual agreement.
We cannot disclose the terms of the mutual agreement, but both founders were aware of this split and the subsequent transition.
最終的にこのパートナーシップは相互の合意によって終了しました。私たちは相互合意の条件を明らかにすることはできませんが、創設者は両方ともこの分割とそれに続く移行について認識していました。
medium.com/@MyCrypto

上記の通り、はっきりとした理由はわかりません。
一方で、本家では「MEWの創始者の許可なしに変更されました」として、この事実に対して否定的な意見を述べています。

なお、上のTweetは公式のMyEtherWalletとリンクされているため、公式ツイッターアカウントだと思われます。
また、既にそのアカウントもフォロワー自体が6000人を超えているため、ほぼ本物と断定されます。

文章を見る限り、両者とも相手を否定しているような感じに見えますし、Mycrypto側では弁護士を雇うなどと物騒なことも書かれています。

Myetherwalletの今後

Mycrypto側でこのことについての質問がされているようですが、Mycrypto側としての意見は「既に離れているのでコメントできない」としていますが、本家のMyEtherWalletでは全く問題なく稼働するとのコメントをツイッター上であげています。

[ad]

合わせて読みたい

あわせて読みたい

関連情報

関連情報

スポンサーリンク

シェアする

フォローする