最近の仮想通貨取引所の新規登録規制のまとめとその理由

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このところ、海外の古くからある大手仮想通貨取引所のほとんどが新規アカウントの登録をずっと規制しています。

仮想通貨のアルトコインの大部分がこれらでの取引が中心であるため、現状この規制によって今ある草コインやアルトコインは新規参入での購入でできない状態となっているようです。

ここでは現時点での海外の取引所のアカウント開設の状況を一覧にしてみました。
なお、2018年2月7日での状況になります

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Bittrex(ビットレックス)の受付状況

support.bittrex.com
設立:2014年
国:アメリカ

新規ユーザー様:
現時点では、法人顧客からの新規アカウントリクエストと受諾者の選択のみ受け付けています。Bittrexコミュニティに加わることを望む多くの新規ユーザーを歓迎します。私たちのコミュニティに参加したい方には、より広範に登録を開設したときに私たちはあなたの投稿を続けます。既にBittrexにアカウントをお持ちの場合は、この変更の影響を受けません。通常どおりログインしてください。
法人アカウントまたは選択した招待者の場合は、下のボタンをクリックして新しいアカウントを申請してください。リクエスト件数が多いため、現時点では新しいアカウントのリクエストには対応できない場合があります。

一時はすべての新規アカウントを制限していましたが、現時点では法人客に限り、受け付けています。

この取引所は、仮想通貨の取り扱い種類が海外でもかなりの量を誇ります。
それゆえにこの制限はかなりの痛手であり、草コインへの新規参入者が減る大きな原因にもなりえます。

Poloniex(ポロニエックス)の受付状況

poloniex.com
設立:2014年1月
国:アメリカ

いくつかの主要な取引所が新しい登録者に近づいているため、新しい登録が急増しています。場合によっては、プロフィールの確認に数週間かかります。私たちはあなたの忍耐力に感謝します。

現在、新規アカウント登録は受け付けています。

ただし、取引所のルールが厳しくなっており、従来のアカウントも含めて、レガシーであった場合、2018年第1四半期までにそれら全てが取引ができなくなります。これらは取引所のアカウント所有確認をPoloniexへすることで復旧するそうです。

Binance(バイナンス)の受付状況

Binance.com
設立:2017年7月
国:香港(中国)

Binanceは今日から限られたユーザー登録を再開することを発表しました。既存のユーザーのパフォーマンスを確保するために、新規登録の回数は限られています。登録の開館時間は、事前の発表なしに、日によって異なります。さらに、Binance Referral Program手数料リベートは20%に調整されます。
また、Binanceアカウントの販売が厳しく禁止されていることをユーザーに再度伝えたいと思います。あなたの資金の安全のために、私たちは購入/売却されたと特定されたすべてのBinanceアカウントを凍結し無効にします。

もっとも規制の影響を受けている国の一つにある取引所です。
現時点では部分的な受付をしているみたいです。

突然日本語を消したことで、噂では、日本国内に拠点を置くとの話が上がっていましたが、一部の最新情報ではその話は全くの誤報であり、今後はケイマン諸島(イギリスの海外領土)に拠点を移して、活動を続けるということが言われています。参考情報:coinpost.jp

新規登録者制限の理由は

まず、考えられるのは、ハッカーによる脅威。

国内ではすでにこの被害が出ていますが、海外では手遅れになる前にあらかじめ流入を防いでいるものと思われます。

おそらく政府から対策を実施するように言われていたのかもしれません。

一方、中国韓国圏では、仮想通貨の規制が激しいため、国内の取引所運営に支障が出ているようです。
もっとも、大手取引所のほとんどは海外に拠点を移動させることでこれを回避しているようです。

アメリカでは、仮想通貨に対してこれといって大きな動きがない気がしますが、クレジットカードでの利用を制限したり、アメリカ証券取引委員会(SEC)では統一された規制を実施する考えを示したりと、先手先手をとって対策を実施しているようにも見えます。

アメリカ大手の取引所がいずれも先駆けて制限をかけていたのは、現在の自体を予期してのことだと思います。

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