三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、独自に開発中の仮想通貨「MUFGコイン」を発行するため、新たな取引所を開設する方針を決めた。
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以前より三菱UFJでは、独自の仮想通貨「MUFGコイン」を発行準備を進めてきました。
三菱UFJフィナンシャル・グループが2017年度中に、独自の仮想通貨「MUFGコイン」
を一般向けに発行する方針を固めたことが3日分かった...
MUFGコインは、三菱東京UFJ銀行がすでに2017年5月から同行員向けに試験導入しています。
専用スマホアプリの画面上で預金口座の残高を1円=1コインに交換し、事前登録した「友達」と取引が可能。
仮想通貨の特性としてSuicaなどの電子マネーとは違って、コインから円に還元することも可能。友達同士で食事代などを精算できる「ワリカン」機能も搭載するとの話で、取引時の本人確認には、指紋など生体認証を利用するそうです。
分散型管理のためにブロックチェーンを活用するとともに、MUFGコインに関しては価格変動を気にせずに利用者には安心して使ってもらうため、1MUFGコイン=1円に価格を安定させる方向で考えています。
このため、同社では独自の取引所を作り、取引を利用者とMUFGの間だけでとどめることによって外部からの投機勢などの過剰的参加をシャットアウトする方向です。
MUFGはすでに、取引所の開設によって18年度内にコインを発行する方針を金融庁に通告しています。