海外仮想通貨取引所のアカウントをアップグレードするためにパスポートを申請しに行った

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日本国内や日本語対応をしているところでは、ほとんど運転免許によるアカウントレベルのアップグレードができるんですが、海外の仮想通貨取引所を使っていると、身元確認がパスポートオンリーのところがけっこう多いことが伺えます。

僕の場合、最近はBittrexを中心にアルトコインと草コインの取引をしているんですが、今までアカウントレベルを中途半端にしかあげていませんでした。具体的には3つあるレベルの2つ目「BASIC」で止めていた感じです。

それでも出金制限は1BTCまでとされていたので、それほど気にしていなかったんですが、最近の規約改定でその制限が0.025BTCにまで縮小。

マネーロンダリングや不正な資金移動が原因のようで、これに限らず、今ではBittrex以外の取引所でも同じような改定が次々に行われている感じです。

不便さと、とっさに移動できない危険性をちょっと感じたので、本格的にアカウントをアップグレードする方向でパスポートの取得をすることにしました。

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パスポート取得方法

昔、興味本位で取得したことがあったんですが、それはもう5年以上前の話ですでに手元にあるパスポートの効力は切れていました。

更新することもできないので、新しく取得することに。

用意するものは

・一般旅券発給申請書(窓口にあります)
・効力が切れたパスポート
・身分証(失効後6か月以内の日本国旅券、運転免許、写真付のマイナンバーカードなど)
・戸籍抄本または戸籍謄本
・パスポート用の写真(45×35)
・住民票(窓口では基本不要)
・5年用の値段
都道府県収入証紙:2,000円
収入印紙:9,000円
・10年用の値段
都道府県収入証紙:2,000円
収入印紙:1万4,000円

パスポート申請(岐阜市)

印鑑は要りません。

身分証に関しては他にも証明できるのものがあります。
健康保険被保険者証・国民健康保険被保険者証・船員保険被保険者証・介護保険被保険者証・共済組合員証・後期高齢者医療被保険者証・国民年金手帳・国民年金証書・厚生年金保険年金証書・船員保険年金証書・共済年金証書・恩給証書・印鑑登録証明書と実印、のいずれかを2点ずつ。

一番厄介だったのは、戸籍抄本または戸籍謄本を用意すること。

僕の本籍は今いる岐阜ではなく、長崎なので現地でそれを取得する必要がありました。

結局僕の場合はたまたま近く長崎に帰る予定があったので、その帰った際に自分で市役所へもらいに行きましたが、これに関しては親などに代行してもらう手もあります。また、あとで知ったんですが郵送という手段も一応はあるみたいです(こっちは面倒くさそうです)。

この戸籍抄本・戸籍謄本を本人が窓口で取得する際に必要なものは印鑑と本籍の住所です。
値段は一通あたり450円程度。

証明写真は普通の証明写真機のもので構いませんが、口を半開きにしたり、見切れていたりすると後々面倒なので、できればちゃんとした写真屋で撮ってもらった方がいいかもしれませんね。まあ、僕の場合は機械で撮りましたが。

収入印紙・証紙はどこでもらうか

パスポートの申請をした後に旅券引換証というものをもらいますが、収入印紙・証紙はそれに貼って受け取り日に提出します。

この収入印紙と収入証紙は切手みたいな形のもので、手数料の形として個別に買う必要があります。

収入印紙:郵便局
都道府県収入証紙:銀行、警察署など

※旅券窓口のある都道府県庁や合同庁舎内の売店、パスポートセンター内ではセット販売されています。

僕の場合は郵便局と銀行でそれぞれもらいました。

パスポートの発行までの期間

場所やその時の条件(長期休暇を挟むとか)によって変わってきますが、だいたい5日~10日程度です。
※なお、どうしても早く必要な場合は「早期発給制度」なるものがあるので、最寄りのパスポート発行元(市役所、旅行センター等)に聞いてみましょう。

僕の場合は9日かかりました。

パスポートの代理提出と受け取り

パスポートの代理提出は一般的には条件付きで可能です。
ただし、どの地域でも受け取りは本人しか許可していないようです。

旅券(パスポート):岐阜市の一例

パスポート取得後

取得してすぐ、実際に海外の仮想通貨の身分証明で使いました。

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申請してから10分程度で思ったよりもすんなりと申請は通りましたね。
一番手間取ったのはやっぱり戸籍抄本または戸籍謄本を用意するところです。あと、受け取りが本人しかできないとか、このへんなんとかならないんでしょうかね。

パスポートに関してはグローバルで国によってそれぞれ技術的な格差があるため、そう簡単にデジタル化できないのかもしれないです。

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