実はEtherDelta(イーサーデルタ)はMetaMask(メタマスク)と連携させずに単体でも使える

シェアする

ちょっとマニアックな話になりますが、ここでは仮想通貨取引所のEtherDeltaを試しにMetaMaskと連携させずに単品で使ってみた結果を載せています。

いろいろなサイトでこのEtherDeltaの使い方は説明されていますが、いずれもMetaMaskとの連動が前提のものばかり。(ちなみにこのサイトでもEtherDeltaの基本的な使い方は載せていますが、それも連動タイプの使い方です。)

EtherDeltaの開設や取引方法を勉強したら意外に簡単だった
仮想通貨を長年扱っているものならこの取引所の名前は一度は耳に開いたことがあると思います。 海外の取引所は数あれど、ここまでマイナーな通貨を...

今回は、その方法は使わずにEtherDeltaのみで入出金から取引までを行ってみました。

スポンサーリンク

アカウントを作る

まずは画面右上のプルダウンメニューの「New account」から新規にアカウントを作ります。

クリックすると、下のような画面が出てきます。

どうやら新規に作られたアカウントのアドレスとプライベートキーのようです。

あれ?、これで完了?

そうです。
これでアカウントの作成は完了です。

実に簡単。

metamaskの拡張機能をOFFにする

今回の使用方法に当たって、実際に取引を行う際に謎のエラーが発生したので、その時の対処法を書いときます。

この方法を使う以前にmetamaskを使用していた場合、「metamaskの機能をOFFにしてください。」とかいう英文が出てきて、取引ができないことがあります。
(画面スクショ撮ってなかったですすいません・・・)

この時の対処法としては、

①右上のGoogle Chromeの設定を選んで

②プルダウンから「その他のツール」、「拡張機能」をクリック。

③拡張機能一覧が出てくるので、その中からmetamaskを探して右のチェックを外します。

これでEtherDeltaページを一度更新すれば使えます。

実際に使ってみる

それじゃあ、使ってみます。

入金方法

アドレスの表示方法は右上のプルダウンから「Etherscan Address」クリック。

別タブで画面が出てきますが、その中の中央付近にあるのがこのアカウントのアドレスになります。

まあ別にプルダウンのアドレスをコピーしてもいいんでしょうが、しっかりとコピーをしたいならこの方法が確実。

出金方法

左上の「BALANCE」にある「Transfer」を選択。
あとは出金数量と出金先アドレスを入れて「Transfer」ボタンを押すだけです。

ちなみにメタマスクを連動させていない状態だと、各種取引・入出金完了時には以下のような完了画面が出ます。
決して何か問題があったわけではないので、間違えて焦らないように。

取引方法

取引も従来の連動させた場合の方法と同じです。
ただ違うのは、取引時にいちいちメタマスクの設定画面が出てこないこと。
「You just created~」画面が出て、即座に完了するみたいです。

MetaMask(メタマスク)と連携しないメリット

手順を見ればわかるように、アカウント作成から取引まで一連の流れを簡単に進めることができます。

ちなみに、この時に使われているウォレットは「EtherDelta’s browser wallet(プラウザウォレット)」と呼ばれるものらしいです。

まあ、ウェブウォレットのことだと思います。

また、一部の記事では連携させた方が初心者には使いやすいとの説明もありましたが、個人的にはどっちもそんなに変わらないかと。

なぜ、MetaMask(メタマスク)と連携する必要があるのか?

ここでは試しに連携なしで取引をしてみましたが、結局のところ連携はさせた方がいいみたいです。
まあ、連携しないデメリットとして考えて貰えばいいんですが。

その一番の理由として、

EtherDelta(イーサーデルタ)のセキュリティー面の問題・脆弱性

が挙げられます。

知っての通りこの取引所は分散型のタイプで、中心的な管理者はいません。
そのため何かあった時のサポートなどは一切受けられないとのことなので、なるべくアドレスなどもメタマスクなどのものを使って、間接的に取引をした方が良いとのことです。

わざわざ資金をEtherDelta内で移し替えたりするのはこういった事情があるためですね。

その他、連携させることによるメリットとして、

①送金時GAS設定は無制限で可能になること。
②動作が軽くなること。
③MetaMask(メタマスク)を拠点に使うと、管理が楽なこと。

などが挙げられます。

というわけで、しっかり使っていくなら結局、連携はした方がいいようです。

合わせて読みたい

あわせて読みたい

関連情報

関連情報

スポンサーリンク

シェアする

フォローする