メタップスが人の時間を売買できる取引所「タイムバンク」を作るらしい

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メタップスは7月18日、10秒単位で自分の時間を売買できる取引所「タイムバンク」のベータ版を秋にリリースすることを発表しました。

当初はiOSアプリのみを提供し、2017年内にAndroidアプリと、ウェブブラウザ版を公開する予定だそうです。

時間を・・・売る??

一体どういうことなのか?

ちょっと調べてみました。

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まず、メタップスって何?

株式会社メタップスは、東京都新宿区西新宿に本社を構えるIT企業。
2015年8月28日にマザーズに上場しています。

聞いたことがない人がほとんどかもしれないですが、ちゃんと上場しているし、その辺の危ない企業とは違います。

ちなみに僕、普段は会社名とか興味ないんですが、ここの会社に関しては、ついこの前まで株を持っていたので、名前自体はしっかりと覚えていました。

まあ、でもどんな会社かってのは正直よく知らなかったんですけど。

元はイーファクターって名前で設立して、SEO(検索エンジン最適化)や共同購入クーポンサイトの事業なんかを中心にやっていたらしいですが、2011年12月に株式会社メタップスに社名を改名。
最近では2013年にオンライン決済サービスのSPIKE(ネットショップで決済できる機能を手軽に作れるらしい)を発表したりしてます。

・・・らしいです。

取引所「タイムバンク」って何?

取引所では、そこに登録した人の時間を10秒単位で売り買いできるというもの。

ユーザーは専門家が発行する時間を購入、使用、売却、保有でき、その保有した時間を使って専門家に事業の相談をしたり、食事をしたりできるそうです。

取引所なので、単に買うだけではなく、保有しっぱなし(タイムオーナーっていうらしい)にもできるし、買った人は、他の必要な人にその「時間」を売ることもできます。

以前ここで紹介した「VALU」に似てますね。

VALUってなんだ? とうとう自分自身の株式で上場できる時代に
最近、ほんとつい最近、自分を売り出す方法の一つ?として「VALU」っていうサービスが公開されました。 なんでも株式のような感じで、自分...

こういったものは、自分の価値を通貨に変換して市場で取引できます。
有名な人であれば、もちろん高値が付くんでしょうね。

なかなか面白いプロジェクトです。

ちなみの、どうやって時間の価値を決めるのか?
審査と初期の時間価値は
(1)影響力
(2)信頼性
(3)専門性
この3点を軸に、運営スタッフとその業界の外部アドバイザーなどによる審査で決定し、時間発行後は売買で形成される市場価格になるとのことらしいです。

つまり、初期価格はその人たち次第ってことなんですかね・・・

タイムバンク」は現在(2017.7)、時間発行者(専門家)の申請を受付中です。
まだできたばっかりで、どのように売買ができるのか?などはちょっとわからないですけど、興味のある方は一度覗いてみてください。

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